忙しいけどやった結果を出したい人向けの1on1(メンター編)

はじめに

お久しぶりです
人のお金で焼肉が食べたい窓際社員 ガミさんです
今回は茶番が思い浮かばないので早速本題へ

忙しい人向けの1on1ということで様々な業務を持っているメンターが形骸化させずに1on1をするには?といったちょっと固い内容になっています
現在部内の12名+自分が上長から受ける2名の1on1でテンテコ舞いになっている経験からのお話になります

そんなガミの経験からの内容となっていますので「そんなの1on1じゃねーよ!」といった意見もあるかもしれません
他人がどのようにやっているかという感じで見てくれると嬉しいです!
少しでも参考になれば幸いです

1on1について

1on1とは何か?
参考サイトには↓のように記載されている・・・
あれ?これだけで別にガミのブログ記事いらなくね?

参考サイト

1on1ミーティング(以下1on1)とは、上司と部下が1対1で行う対話のことです。
1対1の対話というと、評価面談を想像する方も多いかもしれませんが、目的や実施方法に大きな違いがあります。

1on1は、たいていの場合、週に1回、最低でも月に1回実施します。
また、1回の実施時間は30分程度で設定している企業が多いようです。もちろん会社やチーム、職種によっても異なりますが、「短いサイクルで定常的に実施する」ことが通常の面談と1on1の大きな違いです。
革新的なベンチャー企業や有名企業が集まる米国シリコンバレーでは、当たり前の習慣として実施されていた1on1ですが、ここ数年、ヤフーをはじめとする有名企業が取り組んでいることで、日本企業においても大きな注目が集まっています。

心の開き方(持論、できるとは言っていない)

1on1を実施する上で一番の悩みはやはり話をしてくれないことだと感じています
メンターが話すのではなくメンティーに話させないといけないので実施する側としては一番大変です
1on1慣れしていないメンティーからしてみればなんで上司相手に2週ないし月に1回話をしないといけないのか?と思われているのが大半かと思います
せっかくお互いが30分ずつ時間をとっているので有意義に話を進められるといいですよね
そこで持論にはなりますが、メンティーの心を開く方法をいくつか紹介させてください

仲良くなろう!

メンティーの本音を聞き出すには互いの腹の中を理解していないと上辺の会話だけになってしまい意味のない1on1になってしまいます
上司と部下の関係での1on1体制で設定されることが多いのでここができていないといつまで経ってもただやっている会話になります
そこでまずは雑談をしつつ共通の話題を見つけてメンティーをリラックスさせてあげることが大切です

メンティーの心理的安全性を確保してあげよう!

1on1での会話での秘密は守るし話をした結果が評価には絶対に影響しないことをまずは伝えてあげてください
人付き合いの悩みやモチベーションがあがらないタスクを消化しているなど仕事をしているといいことより悪いことの方が多いと思います
今メンターをやっている方たちも経験はあるとは思いますが理不尽な思いをして言い出せないことはなかったですか?
言い出せたとしてもいつの間にか社内に広がっていて「もう話さない!」と思ったことはなかったですか?
過去に自分が受けたことを引き継ぐのではなく話をしやすい環境を用意してあげてください

目線をメンティーまで下げる

どうしても役職がついてくるとメンティーは部下として見てしまい「聞く」ではなく「聞いてあげる」方向に自然となってしまうかもしれません
上下関係の打ち合わせとなってしまうとやはり「本音」は聞き出せない状況になってしまいます
なのでその場だけは上司部下の関係ではなく同僚として話を聞いてあげてください
そこで自分の失敗談など交えながら聞いてあげることでメンティーは話しやすくなると実感しています
弱みを見せることでメンティーはさらに話を続けてくれるかと思います
経験豊富なメンターさんはいくつも武勇伝をお持ちだとおもうので存分に話をしてあげてください

ここまでできれば準備は万端ですが1on1を継続していくにはまだまだやらなくてはいけないことがあります

常に情報収集

1on1は継続的に実施する必要があります
そこで問題になってくるのが「ネタがもうない・・・」となる状態です

メンティーがお題目を持ってきてくれれば30分で終わるように優先順位をつけて話をしたい議題を決めればいいのですが、メンティーも忙しくネタを用意する暇がない時があります
一番手っ取り早いのが「他の人とはどのような話をしているのか」を聞いてみるのがいいですね
これも持論ですが同じ内容でも受け止め方はさまざまです
なのでメンティーのセカンドオピニオンとして話をすることでメンティー自体の選択肢、知識の引き出しを増やしてあげることができます

それ以外では常に日報を確認するようにしています
日報は情報の宝庫です!
ガッツリ読んでいるとメンター側も時間がなくなってしまうので縦読みになってしまいますが、その中で目を引くキーワードが絶対にあるはずです
それを議題として挙げてあげるとそこから問題点や不安な点を洗い出してあげることができます

話すことで「説明しなくちゃ」と自分なりに整理をしてもらえることもあり一石二鳥です
またその場で捻り出したネタより何気なく書いたネタの方が重要だったり、話が盛り上がったりします
なによりメンティーからするとそこまで見てくれているんだと思われることを期待しています

気になったら次の1on1を待たない

上記のように情報収集をしていると緊急度が高そうなキーワードが出てくることがあります
そのようなときは次の1on1を待たずに話を聞いてみるとより心理的安全性は確保できるでしょう

1on1を継続するために

1on1を継続するには1on1を自分事にしてあげることが大切かと思います
メンターも人間なのでたまにはやりたくないこともあり投げやりになることがあるかもしれません
ですがメンティーからしてみればそんなことは関係ありません
せっかく吐き出せる場ができたのであればとことん壁打ち役になり、親身に聞くことが大切です
これを自分事と捉えることでさらにメンティーとの関係性もあがっていくかと思います

たまにはアイスブレイク的に雑談だけで終われる1on1の日があっても問題ないと考えています

問題点・課題が出た場合はその日のうちにエスカレーションして翌日から対策できるように進めると
有言実行してもらえるとすこし信用度が上がるように感じています
ただ1on1間での秘密については必ず守るようにしてください
エスカレーションする際にも秘密には触れないよう問題点、改善点を明確に理由は別視点からといった感じがいいかと思います
万が一漏れた場合、メンティーからの信用度は一気にマイナスとなります


さいごに

「忙しい人向け」とか書いてるのに長文じゃねーか!と思ったかと・・・
すみません
ただ1on1のための準備を癖にしてあげることで自然とできるようになる事柄ばかりですので試してみても無駄にはならないかとおもいます
本腰をいれるのではなくメンターも心に余裕を持って対応することで回っていくと考えています
仕事を終わらせることは非常に大事なことではありますがコミュニケーションがとれている部署は活発で活気があるようにうつります
コミュニケーションが取れている≒心理的安全性が確保できていると捉えることができると思いますので是非1on1を活用してあげてください
普段から心理的安全性が確保できていることで1on1でなくても相談事、不安を取り除くことが早期に対応することが可能になります

なんだかいつものようにおちゃらけ記事でなくてすみません
次はいいネタ載せますね!


ecbeing では、ずっと学びつづけたい探究心旺盛な人を募集しています! careers.ecbeing.tech