SlackのCanvasで工程管理を効率化

こんにちは、Nです。

突然ですが、チームでプロジェクトに取り組んでいると、設計・開発・試験など工程をすすめるにあたって、Slack、Teamsなどで会話した内容を探すことはありませんか? 私のチームでも「あの時話した内容はどこにあったかわかる?」とか「設計の時に話していた内容が見つからない」などスレッドを探すことがありました。 チーム内で何か改善策がないか検討したところ、SlackのCanvasが情報整理に役立つのではないかということで施策をしてみました。 そこで、最近チームで取り組んでいるCanvasを使った工程管理についてお話します。

工程管理の5ステップ

私たちのプロジェクトは、以下の5つのステップで進行しています

  1. 事前調査
  2. 設計
  3. 開発
  4. 試験
  5. リリース

今までは 各ステップごとに専用のスレッドを作成し、そこでその工程で出た課題についてやり取りをしていました。 ステップ内でのやり取りは1つのスレッドにまとまっていたので、後から見ても内容を追うことができたのですが、各ステップ間でスレッドのつながりがないためステップが進んだ後に振り返るには問題がありました。 そこで、Canvasを使い5つのステップがバラバラにならないように工夫しました。

  • Canvasに環境情報、各ステップ、申し送り事項、課題・悩みなどを記載できるようなフォーマットを作成
  • 各ステップではスレッドを作成し、今まで通り会話を記録
  • Slackには作成したCanvasへのリンクを作成
    SlackでCanvasのリンクを共有
    Canvasの内容
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JWTの基本のキ

はじめまして。もしくはお久しぶりです。 製品開発6年目のはっちゃんです。

製品開発部ではメンバーの技術力向上を目的として、さまざまな取り組みを実施しています。

今回は取り組みの1つである「Tech Discovery」の活動の中でJWTについて調べる機会があったので、その内容をまとめようと思います。

Tech Discoveryは部内でメンバーを選抜し、半期で集中的に技術力向上の取り組みをしていただく企画です。 調査・学習だけでなく実践も通じて、未来のecbeingを支えるアーキテクトの育成を目的としています。

自分で学習した内容をアウトプットとして形にすることで、理解が深まり知識としての定着度も高まります。 今回はTech Discoveryの学習成果としてブログ記事にまとめましたので、是非ご一読ください。

  • JWT とは
    • JWT
    • 仕組み
      • 予約語
      • ヘッダ(header)
      • ペイロード(payload)
    • JWTの課題
  • JOSE
    • JWS(Json Web Signature)
      • 仕組み
        • 予約語
        • ヘッダ(header)
        • ペイロード(payload)
        • 署名(verify signature)
      • JWSを作る
    • JWE(Json Web Encryption)
    • JWK(Json Web Keys)
  • 注意点
  • まとめ
  • お知らせ
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会社の質問チャンネルにAI回答の仕組みを導入したら業務効率化できた話


こんにちは、Oです。

最近、当社では生成AIが浸透し、特に開発者の間では当たり前の存在となってきました。今回は、そんなAIに関する取り組みの中でも、会社の質問チャンネルにAIが回答する仕組みを導入した際の成功例についてお話しします。

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新サービス立ち上げ時に、CloudFrontのAssociateAlias APIを利用してドメイン切り替えしてみた

こんにちは、ReviCoで開発チーム(兼最近はPO)をやっているカムリです。

本日はややニッチな話題ではありますが、CloudFrontのAssociateAlias APIを利用して、ドメイン切り替え作業を実施してみたお話をしたいと思います。

  • 背景
  • 考察
  • ドメイン切り替えの手順
    • ①移行先のCloudFrontディストリビューション情報を控える
    • ②Route53の設定を変更する
    • ③CloudFrontのAssociateAlias APIを実行する
  • 最後に
  • お知らせ



(ecbeing社から分社化した)ReviCoでは、10月19日に新サービスである「ReviCoポータル」をリリースしました。 詳しくは以下URLについて参照ください。 prtimes.jp

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ソフトスキル向上の取り組みを実践してみた


こんにちは、マネージャのS.Sです。

先日、全社朝礼でスピーチする機会があり、自己紹介で入社当初(20年前)の写真を紹介したら 「誰!?」と、いろんな方面からツッコミをいただき、時の流れを実感しました。

さて、今日はエンジニアとしての成長や育成について、ちょっと考えてみたいと思います。

皆さんも日々の業務で技術力の向上を目指して頑張っていることと思います。プログラミングやシステム設計といったハードスキルを磨くことはもちろん大切です。 でも、実はそれだけじゃなくリーダーシップやタスク管理、そしてコミュニケーション力といったソフトスキルも同じくらい重要ですよね。

ソフトスキルの向上には、いくつかの難しさがあると思います。
まず、その幅広さ。リーダーシップからコミュニケーション力まで、求められるスキルは多岐にわたります。 また、これらのスキルは抽象的で、明確な定義が難しいことが多いです。さらに、人によって考え方や向き不向きが異なるため、不確定要素が多く、どう取り組めばよいのか悩むことも少なくありません。

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Kiotaを使って、ずんだもんにしゃべってもらおう!

はじめに

こんにちは、ecbeingのカミーユです!

早くも2024年度も半分が過ぎ、毎年 時が過ぎるのが早くなっているなぁと感じる今日この頃です。

さて、世の中はAIブーム真っ只中。
弊 ecbeing labs でもAI系の話題が取り上げられるようになりました。

しかし、前回に引き続きまして OpenAPI についてのプロダクトを取り上げたいと思います。

OpenAIのAPIの仕様もOpenAPI仕様で策定されていますし、名前も似てるので実質AIの話題ですよAI(強引)

冗談はさておき、今回は

  • Microsoftが2023年に発表した OpenAPI クライアント作成ツール Kiota の紹介
  • Kiota製ソースの具体的な利用方法(C# ハンズオン形式)

を皆さんと一緒に見ていこうと思います。

よろしくお願いします!

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若手チームの育成日記

皆さん、こんにちは。新卒で入社して6年目のPです。
去年から管理職として、日々メンバーの育成と機能開発の取りまとめをしています。

今回は、メンバーの育成について、取り組みや意識している点について少しお話しさせていただきます。
若手の育成をしている方々に、少しでも役立つ話ができれば幸いです。

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