はじめまして。2年目エンジニアの野畑です。
はじめてのエントリーになりますが、先日うちの部でBBQをした話をお伝えします。 会社やチームの雰囲気が少しでも伝わればと思います!
企画
うちのボス、執行役員の渡邊は「飲み会はプロジェクトだ!」が口癖です。
要するに、綿密に計画し、ステークホルダーとしっかり利害の調整を行い、決められた予算と期日の中で最大限の成果と顧客(参加者)の満足を目指す、ということなんだそうです。
そんなよくわからないことを言われつつ、2年目の自分と同期1名に加え1年上の先輩が幹事にアサインされて計画することになりました。
学生時代も何度か都内でBBQをやったことがありましたが、会社の先輩や上司も一緒にというのは初めての経験で準備はかなりのプレッシャーでした。。
今回のミッションは参加する人が楽しめるBBQにすること。
ひとまず場所と食材は最重要。
色々なところに住んでいる方がいるのでみんながほどほどに行きやすい場所がベター。ある程度の広さも必要。よく考えたら炭とかゴミの処理も考えないといけない。。
とかとか考えつつとりあえず何個かBBQ場に電話してみるとなんとどこも予約いっぱいだったりして、、、、
世の中のBBQ熱をなめてました。
よく考えたら学生時代は当日の朝に並んで場所取りするのがほとんどだったから予約なんかしたことなかった、、
ということで今回も気合で当日に場所取りをすることにしました。
機材は別で業者を頼み、自分と同期で場所をとったあとそのまま設営できるように調整。食材も当日に近くのスーパーで調達することにしました。 しれっとサプライズ食材も用意し、後は当日場所取りをするだけ、、、
当日
いよいよ当日。
無事朝起きることができ、場所取りと設営はとりあえず大丈夫そう。
今回は20名ほどの参加のため、飲み物は買い物かご3個分。
荷物を入れる段ボールの組み立てに四苦八苦していると、見かねたイトーヨーカドーのおじさんが手伝ってくれました。
みんなの力をあわせて実現するのがBBQです。
設営も終わり買い出し班も合流して準備していると、役員がecbeingのロゴ入りTシャツで登場!!!
あまりのプロダクト愛に自分は言葉を失いました。
神のエンジニアリング
この日、木場公園にBBQの神が降臨しました。
神は、とてもエンジニアとは思えない手さばきで食材を調理していきます。
いや、これはエンジニアだからこその『BBQというプロダクト開発』なのではないでしょうか。
サプライズで用意したステーキ、骨付きのラム肉、そしてマグロのかまが次々とローンチされ、継続的にデリバリーされていきます!
ふと周りを見渡すと、なんと他の先輩たちもいつのまにか ecbeing Tシャツをまとっていて驚愕しました!!
チームに息づくプロダクトへの愛を感じながらも、ふと、この人たちBBQ業者の人みたいだな、と思ってしまったのは先輩たちには言わないでおこうと思います。
デザートはちょっと季節を先取りしたスイカ割りです。
尊敬する先輩が見事に割ってくれました。さすがプリンシパルです。
会社の人と「遊ぶ」ということ
BBQ場を16時に撤収し、その後は数人残って芝生の広場で野球をしたりして遊びました。 会社の先輩たちとこうやって遊ぶのはとても新鮮で、いままで以上に皆さんと仲良くなれた気がします。
週が明け、BBQに来た方々と仕事で話したり雑談したりするときに、なんとなく気軽に話せるようになった気がします。
役員は最近「心理的安全性と生産性」の話をよくします。
「心理的安全性」とは、グーグルがチームの生産性を上げるために調査・分析をする計画「プロジェクト・アリストテレス」にて最重要だとされているキーワードです。
心理学の専門用語ですが簡単に言ってしまえば、
「こんなことを言ったら馬鹿にされないだろうか、、、」「これも分からないなんて言ったら怒られそう、、、」
といった不安を払拭し、発言に対する壁を取り払えている状態を指す言葉です。
個人的にも、若手であっても遠慮なく発言できる環境はすごく働きやすく、チーム内の透明性が上がるのではないかなと思っています。
自分が1年目のときには「報・連・相」の重要さをたくさんの方に教わりましたが、その真髄はチーム内で起きていることをみんなで「共有」することだと思います。
まずは情報を「知る」フェーズがなければその後の改善も対応もできないのです。
心理的安全性が確保されていれば、「共有」に至るまでの余計な邪念がなくなり最短ルートで齟齬なく情報を伝えることができると感じています。
また、心理的安全性を考える上で間違っていけないと思うのが、あくまで発言に対する安全性が確保されているだけだということです。
仕事に対する責任や品質の担保など諸々のことをきちんと考えている前提で、それらを最大限に高めるための手段である「共有」をしやすくしようというのが心理的安全性であり、
決して「ゆるい雰囲気づくり」ではないと思うのです。
みんなで遊ぶことでチーム内の心理的安全性が確保されて生産性が上がるなら、たまに週末の1日を使って会社の人と遊んだりすることで、結果的には日々のプライベートの時間を増やすことができるんじゃないかと思いました。
まとめ
そんなわけでBBQは無事に楽しくおいしく開催することができ、ひとまずほっとしました。
正直自分は周りの人と打ち解けるまでの時間が結構かかるタイプで配属してからしばらくは割とかたい感じだったのですが、今こうして部の人たちと楽しくBBQができるようになり少し感慨深いです。
まだ2年目で足りないところや成長しなければいけないことは山のようにあるのですが、それを吸収していくための環境やマインド作りという点では恵まれています。
そのことを実感できたことも一つの成長だと思い、日々業務に励んでおります。。。
~ecbeingでは心理的安全性を高めて生産性を向上したい、チームを大切にするエンジニアを大募集中です!~