ecbeing 開発チーム紹介(前回の続き)

こんにちは。R&D部門 統括部長の渡邊です。
今回のエントリーも、前回に続きチーム紹介です。

 

前回は、当社について、当社で開発しているプロダクトの簡単な紹介、ぼくらR&D部門のチーム構成を紹介しました。

blog.ecbeing.tech


今回は、ワークスタイルやチーム文化を紹介したいと思います。


エンジニアリング

まずは開発業務について。

 

環境面から紹介です。 

当社で開発しているWebアプリケーションは主に .NET アプリケーションなので、IDE は Visual Studio を使います。

VS Code を使うことも多く、フロントエンドの開発のほか設計や Wiki を Markdown で書いたりするときにも重宝しています。

 

CI は主に Jenkins を使っていて、BitBucket のリポジトリから自動ビルドとデプロイを回しています。

 

実行環境では、自社のプライベートクラウドのほか Azure や AWS、GCP を利用していて、プロダクトにあわせて使い分けています。

アーキテクチャパターンはクラウドベンダーが違っても踏襲できるし、運用・監視もオペレーションは共通化しているのであまり困りません。

その時々に開発するプロダクトの方向性や位置づけ、コアメンバーのスキルセット(とテックリードのこだわり)で選定しています。

 

選定の際には部内でリーダーメンバーが集まって技術選定会議をします。

そこでは、選定対象の技術を複数の候補から並べてメリット・デメリット、学習コスト、将来性、運用コスト、障害対応ノウハウ、社内外のステークホルダーへの影響性なども考慮して選定しています。

 

開発手法ではスクラムを採用しています。

数年前からウォーターフォールから反復式に、「アジャイル風」な感じを試したりしていましたが、スクラムに固定してからうまく回るようになった印象。

スクラムは情報量も多く、メンバーの知識を統一しやすかったことも比較的うまくいった(うまくいってないこともあるけど)ひとつの要因かなと感じます。

 

コミュニケーション

チーム内のコミュニケーションでは、主に Slack を使っています。

API やアプリを使った様々な自動連携が組みやすいのがメリットで、開発者視点では Slack のほうが幅広い使い方ができると言えます。

パブリックチャンネルを作れるため透明性の高いコミュニケーションができることも気に入っています。

 

人材育成のためのコミュニケーションでは、基本的に上司と部下が 1 on 1 を毎週か隔週の頻度で行っています。

話題は様々ですが、面談する上司も 1 on 1 を通じて部下の内省を促し学びを得るための様々なスキルが求められ、リーダー・マネージャー自身の成長にも役立っているように見えます。

 

飲みニケーションも大事にしています。

キックオフや打ち上げ以外でも、部下や後輩たちと世代を交えて飲みに行く機会をできるだけ多く作っているのと、リーダークラスが定期的に「リーダーズ飲み」を開催して、リーダー同士の悩み相談や情報共有などの学びの場にしています。

社員同士で飲みに行っても愚痴大会になるようなことはなくて、ポジティブでいいメンバーに恵まれているなとつくづく感じます。

 

スキルアップ

R&D部門では、Developers Philosophy として「自律的に行動し、成長し続ける人材」を掲げています。

この価値観に沿って、エンジニアたちは仕事と学びを両立することを目指して日々チャレンジしています。

セミナーやカンファレンスの他にも様々なテックイベントに参加したり、社内でもくもく会や読書会を開催して、みんなで学びみんなで成長する文化を作っています。

 

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もくもく会

 

ちなみに技術書は自由に購入可能。本棚もずいぶんバリエーション豊かになりました。

 

それから、月に1回の部会で、登壇者立候補制のLTをはじめたのは意外と効果がありました。

特に若手は発表が面白いしアウトプットが上手い!

発表するためにネタを探したり、空き時間で新しいことにチャレンジする習慣につながったようです。

 

今後は資格取得も今まで以上に促進していきたいと考えています。


組織文化

このブログを書き始めたことにも関係しますが、どういう組織文化を作りたいか、という狙いを明確にすることと、組織文化をアップデートし続けていくことは重要だと考えています。

ダイナミックに変わっていくビジネス環境に適応していく必要があるし、安定しているように見える組織も、必ず日々少しづつ変化していきます。

変化することを前提とし、変化に適応する柔軟性を持つ組織は強いです。

自己組織化を進め心理的安全性の高い自律的な組織を作り上げることが、変化の激しいエンジニアリング業界で生き残っていくための組織論だと考えています。

 

スクラム開発にシフトしたことも、組織育成に大きく影響したと感じます。

メンバー1人ひとりが責任感とともに裁量を持って仕事に取り組む環境を作ることと、より成長につながる責任ある仕事を上司がデリゲーションしていき、部下のつまづきにもそれを肯定的にマネジメントしていくポジティブな雰囲気が生まれてきたと感じます。

 

もっと良いチームになるためには? を考えた結果、自分たちがもっと成長すること、もっと発信していくことが必要だよね、ということに気づき「ブログ書こうぜ!」という結論に至りました。

他にも様々な取り組みをはじめましたが、常に成長していく決意のようなものが、このブログに込められています(大げさだけど)。

 

何より、開発を楽しむ雰囲気と、新しいことにチャレンジする意欲を大切にしたい。

アプリケーション開発には苦労や困難が伴うものですが、それを楽しめるマインドを育てていきたいと思っています。

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チームリーダーたちと



まとめ

後半はなんか仰々しい話になっちゃいましたが、、こんな感じのとても真面目でかなり楽しいチームです。

今後は、このチームがどんなプロダクトを作っているのかなども紹介していけたらと思います。


渡邊

 

~ecbeingでは、自律的に行動し成長し続ける人材を大募集中です!~

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