こんにちは、モガキです。
日々、クラウドや機械学習など新しいことを勉強し仕事に活用しております。
2021年5月に出たCloudFrontの最新機能、CloudFront Functionsを早速使ってみたので紹介いたします。
料金や使い方のほか、使う上での注意点にも触れますので是非ご覧ください。
- 実現したかったこと
- CloudFront Functionsの機能
- 実現方法
- Functionを作成する
- DistributionにFunctionをバインドする
- CloudFrontFunctionsはLambda@Edgeの6分の1の料金で使える
- CloudFront Functionsで気を付けたいこと
- 実行時間が1ms超えると503エラーになる
- 言語はES5のみ
- オリジンからエラーが返るとViewerResponseが実行されない
- 終わりに
- お知らせ
実現したかったこと
只今、当社ではとあるWEBアプリケーションを開発中で、その中でCloudFrontを通してマルチオリジンからコンテンツを配信する要件があります。
あ、オリジンがAzureなのは気にしないでください。
いかがでしょうか。一見普通のマルチオリジンに見えますが、実は静的ファイルのほうはCloudFrontの基本機能だけでは実現できません。
基本機能では要求パスに階層を足すことはできますが、逆の階層を消すことができないのです。