はじめに
こんにちは、ecbeing新卒3年目のKです。普段はecbeingの開発業務に従事しています。 近年、AI技術の進化が目覚ましく、業務効率化や生産性向上に欠かせないものとなっています。
本記事では、私が実務でAIをどのように活用しているか、具体的な事例を交えながらご紹介します。 AI導入を検討している方や、活用の幅を広げたい方にとって参考になる内容を目指します。
ecbeingにおけるAI活用事例
ecbeingでは、社員が安全かつ自由に生成AIを活用できる環境が整備されています。 社内専用の生成AIシステムが構築されており、各個人としてセキュリティの問題を心配することなく業務でAIを活用することが可能になっています。
このような環境が整っていることで社員の創造性を引き出し、業務効率化や生産性の向上を達成できるようになっています。これから具体的な活用事例について詳しく解説します。
議事録整理
技術職である私たちの業務ですがその業務内容は開発や製造などの手を動かす作業だけではなく、会議も頻繁に行われます。 特にプロジェクト進行や仕様決定に関する会議は重要であり、その内容を後から確認するために議事録作成が欠かせません。 しかし、議事録を作成するには会議内容を細かく整理する必要があり、非常に手間がかかる作業です。
この課題を解決するために、AIの音声認識技術を活用しています。 具体的には会議内容を録音し、重要なポイントを要約してくれる仕組みを導入しました。
さらに議事録には自動で今後のアクションが追加されるため、参加者は会議の内容を効率的に把握することができます。 この取り組みにより議事録作成の負担が大幅に軽減され、会議後の作業がスムーズになりました。
ナレッジ整理
社内では過去に質問された内容についてナレッジとして貯めており、それを元にAIが回答を行うシステムが作成されています。 これにより必要な情報へスムーズにアクセスできる環境が整っています。 また、ナレッジ整理でもAIによる文章校正を活用し、誤字脱字の修正作業や構成のまとめ方について効率化しています。
ミニツール作成
日常業務にはルーティーンのような作業や定型的なタスクが数多く存在します。これらの作業は単純ではありますが、時間がかかる上にミスが発生するリスクも伴います。
このような定型的な作業を効率化するため、AIを活用したミニツールを個人的に作成しています。例えば、データ入力のチェックや簡単な計算・変換を行うツールをAIで実装しています。
これにより作業時間短縮とミス削減に成功しました。また、作成するプロセスによってAIの活用方法やツール作成自体の技術についても学ぶことができるため、 ツール作成者自身の技術的成長にもつながっています。
製造業務のサポート
私たちのメイン業務である開発の分野でも、AIは欠かせない存在となっています。 特に、GitHub Copilotを活用することで、コード作成の効率化を図っています。
GitHub Copilotは、既存のコードに対して適切なコメントや説明を生成してくれるため、コードの理解が深まり、製造がスムーズになります。 また、AIを活用したコードレビューの仕組みを導入することで、人的レビューの補助として活用し、品質の向上やミスの削減に役立てています。
さいごに
AIは業務効率化や生産性向上のために欠かせない存在となりました。 業務効率化や生産性向上の観点から見ても、AIを積極的に活用することは企業競争力の向上につながります。 これからも進化するAI技術を柔軟に取り入れながら、より良い働き方を模索していきたいと思います。
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