こんにちは、渡邊です。
ちょっと前の話になりますが、1月15日、パーソルイノベーション様主催のテクノロジーイベント「TECH PLAY」に登壇しましたので、今回はその内容をレポートします。
セミナー概要
今回は『~Serverless 技術勉強会#2~』と題して、Chatwork株式会社の苅谷様とGitLab Core Teamの野口様との共同セミナーとしての開催。
ecbeingからは僕と、リードアーキテクトの青木が登壇しました。
今回のTECH PLAYも、コーポレートエンジニアの苅谷様、GitLab Core Teamの野口様、B2B SaaSベンダーのプロダクトチームとしての我々と、なかなか異色の組合せでのセミナーとなりました。
バラエティーに富んだテーマとなり、当日ご来場いただいた80数名の方々から様々な反応をいただきました。
講演内容
当社の講演内容は「サーバーレスで実現する Webアプリケーション高速開発」というタイトルで、visumoの新機能であるvideo maker開発をテーマにしました。
既存機能との完全な並行開発を実現し、既存サービスの開発スピードを落とすことなく新機能を開発するうえでサーバーレスを選択した話、やってみてよかったこと、注意点などを中心に話しました。
アンケートでは「メリット・デメリットがわかりやすかった」「Lambda + RDSパターンに関する今後の改善情報が聴けてよかった」という嬉しい反応が多く、ご来場の方々に有益な情報提供ができて何よりでした。
今回サーバーレスの利点として、以下の4点をあげています。
- ものづくりに集中できる
- 高速開発の実現
- 運用が楽でコストが安い
- 学習コストが低い
もっともわかりやすいメリットはものづくりへの集中で、サーバーを準備したり運用する必要がないこと、AWSが提供する様々な優れた仕組みを組み合わせて設計することで、自分たちのビジネスロジックに集中できること、があげられます。
ちなみに4の学習コストに関して補足すると、サーバーレスそのものは色々新しいことを習得する必要がありますが、ビジネスロジックを担当するエンジニアはインフラやミドル層をあまり意識することなくロジックに集中してすぐにコードを書き始められるので、あえてメリットの1つにあげています。(その代わりアーキテクトは大変です)
高速開発の実現では、
「インフラ不要」→「ビジネスロジックに集中」→「(CI/CDで)常に最新の動くアプリを評価」→「素早くフィードバック」→「すぐに改善できる」・・・という、アプリ開発のPDCA高速化の話をしました。
Webアプリ高速開発は、ビジネスロジックに集中・PDCA高速化で実現しました。
まとめ
スライドの最後のページでは、「サーバーレスは楽しい!」とまとめています。
これは、今回の講演内容をリードアーキテクトの青木と一緒に考えている中で、青木が何度も繰り返し口にしていた言葉。
サーバーレスの使いどころやメリット・デメリットをただ解説するだけではなく「楽しさ」を伝えたくてこの最後のページを書きました。
これからサーバーレスにチャレンジしてみたい若い人たちに、サーバーレスの楽しさを知ってもらえる機会にできたら本望です。
もっと詳しく話を聞きたい方、ぜひいちどカジュアルに面談しましょう!(リクルーティングで終わる、というオチ)
~ecbeingでは、新しいことに楽しんでチャレンジできるエンジニアを大募集中です!~
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