はじめまして、ecbeingの嘉藤です。
今月からR&D部門でブログを始めることにしました。
今までは技術発信をあまりしてこなかったので、不安もありますが、がんばっていきたいと思います!
プロダクトの紹介
ecbeing社ではシェアNo.1(※)のecサイト構築パッケージである「ecbeing(イーシービーイング)」とSaaS版の「メルカート」がメインのプロダクトになります。 ecbeingは実績1100社を超えるカスタマイズ可能、高機能なECサイト構築パッケージです。 メルカートはecbeingをベースとしたクラウドECプラットフォームとして低価格・持続的バージョンアップを実現しています。
他にもInstagramとの連携から始まり、ビジュアルマーケティングツールとして育てている「visumo(ビジュモ)」や、オムニチャネルを簡単に導入できるスマホアプリの「オムニスタートApp」などさまざまなプロダクトを開発をしていますので、その体験談やナレッジを発信していきたいと思います。
開発環境
ecbeingは、基盤に .NET Frameworkを採用しているWebアプリケーションで、開発にはVisual Studioをメインに利用しています。
ショップ機能、管理機能を提供しているWeb側は最近はVisual Studio Codeが多いですね。
スマホアプリはSwift、Kotlinを採用していますのでそれぞれのIDEを利用しています。 visumoもサーバーサイドの言語にC#を採用していますが、動作環境はAWSです。
マイクロソフトの技術がメインですが、決してオンリーになっているわけではなく、必要に応じていろいろと試しながら進めています。
最近ですとPWAの技術を利用してアプリを部分的にWebViewにしようとしていたりもします。
最近の活動
ちなみに私はプロダクトグループでリーダーをしていまして、主にecbeing、メルカート、アプリの開発をしています。
プロダクトの開発をもっとスピーディに、もっと顧客にとって価値の高いプロダクトを作りたくて、スクラム開発を全面的に採用しました。
最初は不慣れでけっこう生産性が下がってちょっとビビってましたが、現在ではベロシティもあがってきて以前よりも生産性が向上してきたと感じています。
ここまでの感想としては、アジャイルというよりスクラムのメリットを感じていましてチームが積極的に仕事に取り組む雰囲気というか文化が、以前より強くなったと思います。
いろんな要因はあると思いますが、僕自身もプロジェクトの立ち位置としてPMだったころの「監督・指示する人」からプロダクトオーナーとして「要求する人」に役割を変え、開発チームのメンバーが自分たちで決めて行動することが求められるような、働き方が変わった影響が強いと思います。
開発チームに感じることは、スプリント毎に行われるレトロスペクティブがすごくよい。 ウォーターフォールのときの振り返りはプロジェクトの終わりまで行われないことや、忙しいとスキップしてしまうこともありましたが 四苦八苦しながらも毎週確実にKPTが行われて改善されていくのはすごく頼もしく見えます。
まとめ
長くなってしまいましたので今日はこの辺で終わりますが スクラムの体験談や苦労話なんかは近いうちに詳しく書いていきたいと思います。
ecbeingのテックブログを楽しんでもらえるようにがんばります!
嘉藤
※「ECサイト構築ソリューション市場調査2018年度版」(富士キメラ総研社 調べ)