エンジニアのがんばりを可視化する社内システムを作った話

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はじめに

こんにちは!ecbeing の太田です。新卒 2 年目で、普段は新たな SaaS サービスの開発・保守に携わっております。最近は、ちょっとしたツールやバッチなら片手間で作れるようになって、楽しくエンジニアリングしています!

さて今回は、社内向けのシステムを 1 から作った話を紹介したいと思います。

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システム監視&パフォーマンスチューニングその他色々! New Relicでどこまでやれるかまとめてみた

New Relicロゴ

はじめに

こんにちは!ecbeingの蓑代です。
近頃はめっきり冷え込み、また年末もあともう少し…仕事納めでちょうどバタバタしちゃう時期ですね。

そんなちょっとバタバタっとしている時期にもかかわらず、私はとあるサービスの虜になってしまいました。
その名もNew Relic(ニュー レリック)!

newrelic.com

New Relic知らない方向けにざっくり説明しますと、監視ツールの一種です。
※詳しくは後ほど説明します

「監視ツール…単にLOGとかが取れて分析できるだけのツールでしょ?」と思うなかれ。
New Relicを使えば、システム監視だけではなくパフォーマンスチューニングに役立つデータ、果てはビジネスサイドに役立つデータも(工夫次第で)取ることが出来ます!

年末とセットで来る「長期休暇」に備え、監視用のアラートをいっぱい立てヤバい時だけ通知が来るようにし…。
他はゆっくり休みを満喫といった、そんな優雅な長期休暇がNew Relicを使えば実現できる!…かもしれません。

上記も含め、今回の記事では「New Relicを使ってどんなことが出来るのか」+「実際にやってみた活用事例」を見ていこうと思います。
それでは行きましょう!

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Amazon SESで日本語のカスタム検証メールを送信する

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こんにちは、ecbeing金澤です。
レビューのSaaSサービス「ReviCo(レビコ)」のプロダクトリードをしています。

 

 

  • はじめに
    • Amazon SESの検証メールは分かりにくい
    • カスタム検証Eメールテンプレートとは
  • カスタム検証Eメールテンプレートを作って送信してみる
    • 前提
    • カスタムテンプレート作成
      • JSONファイル作成
      • 日本語部分をJSONエンコードしてファイルに保存
      • SESにアップロード
    • 検証メール送信
  • おわりに
    • アプリケーションへの組み込み
    • 業務フローの改善
    • お知らせ

 

 

はじめに

Amazon SESの検証メールは分かりにくい

SESを使ってメールを送信する際、送信元アドレスを任意のメールアドレスにするには、ドメインの検証かメールアドレスの検証が必要になります。

ドメインの検証はDNSにレコードを追加する必要がある一方、メールアドレスの方は飛んできた検証メールに載っているURLをクリックするだけで済むので、比較的容易に検証できます…が、

メールが英語でスパムっぽい上に、検証URLをクリックするとSESの紹介ページに遷移するという動きになっており、検証が正常にできたのかどうか分かりにくいフローになってしまっています。

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デフォルトの検証フローはこんな感じ…

 

カスタム検証Eメールテンプレートとは

これをもっとユーザーフレンドリーにすべく、SESにはカスタム検証Eメールテンプレートというものが用意されています。

docs.aws.amazon.com

具体的には以下の項目をカスタマイズすることができます。

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「集めて」「まとめて」「伝える」ことの大切さ

はじめに

11月は暑すぎず寒すぎずで読書が捗っている佐山です。
2年目になり任せていただける仕事の幅も増え、より多くの知識を取り込む必要が出てきました。ただ、本を読むだけではどうしても吸収しきれないと感じることが多くありました。
そんなとき、「本の内容を紹介する」というアウトプットをしてみると思った以上に理解が深まったので記事にしてみます。

「本は読んでるけどあまり身につかない…」と感じている方の助けになれば嬉しいです。

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Azure Cosmos DBについて③ ~アプリケーションに組み込む~

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はじめに

ブンブンHello World.

どうも開発です。

前回前々回と続けてAzure Cosmos DBについての記事を投稿いたしました。 今回は第三回となります。 上記記事もあわせてご一読いただけると幸いです。

本記事では、実際にアプリケーションを作った場合にどうやってCosmos DBを組み込むかということを焦点に進めていきたいと思います。

  • はじめに
  • 前回のおさらい
    • どんなことをやっていたか
    • 想定されるシチュエーション
  • 実際に組み込んでみる
    • アプリケーションを作る
      • 環境構築
        • Vue.jsの環境を作る
        • Expressを使ってWebサーバーを立てる
      • Todoアプリを作る
    • DBを用意する
    • アプリケーションに組み込む
    • Azureにデプロイする
  • 使ってみる
    • 使い心地
    • アプリケーションの進化に伴う拡張
  • まとめ
  • おわりに
  • お知らせ
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Windows 10 + WSL 2 でDocker環境を構築する(Docker Desktop有料化対策)

はじめに


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こんにちは、アーキテクトの小林です。

Docker Desktopが有料化することになりましたね。 従業員が251人以上もしくは売上約11億円以上の企業でDocker Desktopを利用する場合に、今後は有料プランが必要ということになりました。

個人的には、これだけのツールがこれまで無料で利用できたことが不思議でしたし、有料化によって母体の経営が安定化してプロダクトの健全な成長とサポートが得られるのであれば、歓迎すべきことかなと思っています。

でも...一応無料で使いつづける抜け道を見つけておきたいと思ってしまうのはエンジニアの性なのでしょうか。こういう小さな障壁をきっかけに週末にやる気が沸いてしまったので、超絶便利だったDocker Desktopに頼らずにWindows 10にDockerの環境を整えてみました。

環境を構築するにあたって、ちょっとしたつまづきもありましたので、その回避策を含めてご紹介したいと思います。

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CI/CD入門!Azure Pipelines とは?

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はじめに

こんにちは!ecbeing 2年目、R&Dグループの太田です。
普段は、新たなSaaSサービスの開発・保守に携わっております。

さて、ソフトウェア開発では テスト・ビルド・リリース といった、コーディング以外の作業も発生します。これらを自動化する開発手法として CI/CD といったキーワードを目にしたことが1度はあるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、CI/CDツールの1つである Azure Pipelines の概要について紹介します。

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